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えむ式

シンプルに生きるための備忘録のようなもの

秋のお彼岸の中日なのでぼたもちを作ったけど、本当はおはぎが正しい?

今日は秋分の日、お彼岸の中日なのでぼたもちを作りました。このところ少々忙しく手抜き気味の食事が続いていましたが、久しぶりに時間をかけて小豆を煮たり、炊いた餅米をつぶしたり、片付けは苦手だけど作るのは好きなんです。とは言っても大方は圧力鍋と炊飯器が仕事をしてくれるわけですが。

 私の住む地方では、「ぼたもち」という呼び名が一般的で、「おはぎ」という言葉を知ったのは結構大きくなってからだったように記憶しています。おはぎってずいぶんと上品な言葉だなと思ったものでした。

 

ぼたもちは、「牡丹餅」、おはぎは、「御萩」と書き、春の彼岸に食べるものをぼたもち、秋の彼岸に食べるものをおはぎと、その季節に咲く花になぞらえて呼ぶようになったと知ったのは、そのまたずっと後のことです。

 

家で作るのはいつも粒あんのぼたもちだったので、こしあんのぼたもちを知ったのも大人になってから。やっぱり、「上品だこと」と思った記憶があります。

 

昔は、秋収穫したばかりの皮の柔らかい小豆は粒あんで楽しみ、春先の皮が硬くなった小豆はこしあんにすることが多かったことから、秋に作るおはぎは粒あん、春に作るぼたもちはこしあんとされていたようです。今は小豆の品種改良が進み保存技術も向上したことから、粒あんか、こしあんかはあくまでも好みによる選択ですね。

 

私は粒あんもこしあんもどちらも同じように好きですが、お彼岸に作るのは祖母や母親が作ってくれたように、粒あんで少し大ぶりのぼたもちです。そして、子供のころからずっとそう呼んできたので、秋でもやっぱり「ぼたもち」と呼んでしまうのです。

 

ぼたもちを作りながら、食べながら、孫だったころや娘だったころのことを思い出した秋のお彼岸の中日でした。